東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



『徒然草』を読む

2009年04月11日 徒然(つれづれ)なるままに・・・

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先月あたりから、朝の少しの時間などに吉田兼好の『徒然草』を読んでいます。テキストは高校の古文の時に使っていた本がまだ取ってありました。やはり10代の時と感じ方は随分と違います。高校生の時に何も感じずにさらりと読み過ごした内容が、今になって読んで見ると「なるほどもっともだ」と感じ入ることがありました。

「すこしのことにも、先達(せんだち)はあらまほしきことなり」第五二段 とあり、些細なことにも指導者はあって欲しいものだ、と言うくらいの意味ですが、パソコンの使い方ひとつでも、ちょっとしたことでも教えてもらえると、兼好の言葉がなるほどと、うなづけます。

私は自分の年齢をブログで公開するのは、まだ遠慮させいただいておりますが、このくらいの歳になって過去を振り返ってみると、「やっておけばよかった」と「やらなきゃよかった」の行動の中で、読書をすることは「やっておけばよかった」の部類に間違いなく入ると思います。

原文味読の『徒然草』を楽しんでおります。


▲ ?0年以上前に使っていたテキスト


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com


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