東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

シャチハタ社の印肉

2011年12月17日 印鑑関連商品

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

12月もいよいよ後半になりました。年賀状印刷の受注件数もピークを過ぎてきました。
朱肉不要のスタンプ、浸透印(通称、シャチハタ印)を製造している、シャチハタ株式会社から、伝統的な商品、落款用印肉が発売されました。

商品名は『鯱旗(しゃちはた)印肉』です。社名が「シャチハタ(株)」とカタカナ表記、スタンプ台などの通常商品のパッケージ表記は「Shachihata」とローマ字表記ですが、珍しく漢字を使っています。シャチハタさんが、伝統的な“和”の商品をアピールしたいことが伝わってきます。私が小学生の頃には、スタンプ台の紙パッケージには“鯱旗”の漢字表記が残っていた記憶があります。

この印肉の特徴は、重金属(鉛、水銀、カドミウムなど)を含有していないことです。従来の印肉には水銀が入っていました。『鯱旗印肉』は環境汚染や人体への安全性を配慮しています。高級有機顔料を使用しているので、長期に渡り綺麗な印影を残せます。特に書道や絵画の作品には、落款印も後世まで印影が残ることが大切です。容器は「幸兵衛窯」(岐阜県多治見市)製の陶磁器を使用しています。上蓋(うえぶた)に青海波(せいがいは)の文様の上に鋭い顔をした鯱が居る絵柄が描いてあります。容器にもシャチハタ社のこだわりが見えます。

年の初めに作品を仕上げた時の落款印用の印肉にお薦め致します。お値段は2940円(税込み)のところ、1月31日までは2800円(税込み)で販売致します。


▲鯱旗印肉(右上)とミニチラシ(左)です。
印肉の色は朱よりもエンジ、茶に近い、深みのある色です。



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