東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



印鑑の複製

2011年08月30日 印鑑の文字

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

このところ、印鑑複製のお客様が続けてご来店なさいました。横浜、千葉県、埼玉県から見えました。ホ−ムページで検索して当店、楽善堂を見つけてくれたとのことでした。以前のブログにも書きましたが、紙に捺(お)した印影(これが印鑑の本来の意味です)は、IDカードのように本人を証明するものです。

ご注文を受けるに当たっては、ご本人の証明になるものをご提示いただいています。簡単に言うと、佐藤さんが“佐藤”の印鑑を作るのは問題ないけれども、山田さんが“佐藤”さんの印鑑を作るのは基本的には不可です。既製の印鑑を買いに見えたお客様はお頼まれ物、または書類の便宜上、ご本人の了解をもらって業者さんが買い求めに見える、などというケースもあります。こんな場合は問題ありません。

やはり同型印、複製の場合にはご本人の確認をさせていただいています。場合によっては家族同士で他人の印鑑の複製の可能性もあるので、ご本人が捺した書類に複製する印が捺してあることも確認します。

印鑑リフォームのページにあるように、95%の複製、同型印でご注文を受けています。100%の複製は難しいのもがあります。仕上げの作業で2つの印影を比べながらオリジナルに極力近づける作業を念入りに行なっていきます。同型印が犯罪の加担をするのでなく、困ったお客様の手助けになるなら、という思いで昨年からホームページに掲載しました。

印鑑リフォーム同型印のページ https://inkan-reform.com/service/same.html

八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttps://inkan-reform.com





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