東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



新印材、10.5ミリ直径のスネークウッド入荷

2019年04月13日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

4月も13日となりましたが、花冷えの影響で桜がまだ散らずに私たちの目を楽しませてくれます。

木製の高級印材のご紹介です。『スネークウッド』縞蛇の革のような紋様からこのような名前がつきました。ブラジル原産、数千年を経た大木の芯材からしか採れない貴重な材質です。高級ステッキ材、箸、鉛筆キャップにも使われ、伸縮がほとんどありません。

直径が12ミリ以上でしか、問屋にありませんでしたが、千葉県の柏市からお越しいただいたお客様から「スネークウッドで直径10.5ミリが欲しい。」というご希望があり、問屋の社長に伝えたところ、初めは渋っていましたが「じゃ、メーカーに相談してみましょう。」と言ってくれて、なんと、3日後に仕上がった印材となり、担当の営業が持ってきました。びっくりでした。

木製の印材(印鑑の材料)は、つげ材が代表的でお値段的にはお安い材料です。しかし、このスネークウッドのように、木製高級印材もあります。象牙、水牛の角(つの)など、動物の体の1部分から採取された材料は好まない、というお考えのお客様もいらっしゃいます。そのようなご希望の方にはお薦めの印材です。

お値段です。
直径10.5ミリまたは12ミリ(姓または下のお名前を彫る場合)
   12800円(ワニ革ケース付き、税込)

直径13.5ミリまたは15ミリ(フルネームを彫る場合)
   24400円(ワニ革ケース付き、税込)


       ▲新入荷の10.5ミリ直径のスネークウッド、10本です。
        天然木の印材なので、1本、1本の紋様が違います。
        ご来店のお客様には手に取って選んでいただいております。




         ▲印鑑ケースは象牙の印材ご注文のお客様に付けるワニ革の
          ケースをサービスします
          右は直径15ミリの実印用、左は直径12ミリの銀行印用です。

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