東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



法人印鑑の同型印

2011年10月28日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

日ごとに秋が深まり朝晩はかなり冷え込むようになりました。
先日、会社の実印(法人登記印)で同型印のご注文がありました。個人の実印、銀行印の同型印は月に一度くらい作成させていただいていますが、会社の実印は2回目の仕事でした。しかも材質は象牙を使ってという内容でした。

象牙の印材は、当店で用意するのでなくお客様がお使いだった印材をお持込で作成しました。手順として、印の押し型(印影)に200%拡大をFAXで始めに送っていただきました。印材と印影が当店に着いてから、作成が難しくてお断りするようになっては具合が悪いからです。

FAX送信されてきた印影を見たら、きれいに捺されていたので作成可能です、と電話でお伝えしました。お客様は、保険証を持ってご来店なさると言っていただきましたが、今回のご注文は個人印でなく法人印なので、「総務部長さん、または直属の上司の方とお話させていただいて同型印を作成するご了解をいただきたいのですが」と、発注担当の総務部の女性の方にお伝えしました。

30分後に社長さんから直接お電話をいただきました。同型印を作成すること、ご存知でした。個人印と違って会社、法人の印鑑は組織の印なので、担当の方お一人だけでなく、もう1名様(上司のかた)のご了解もいただくようにしております。


▲会社の実印(法人登記印)の押し型サンプルです。外周に社名を彫り、内丸には役名で「代表取締役印」と彫ることが多いです。本文の印鑑文字とは関係ありません。


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