東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

特殊な象牙印材

2013年09月20日 印鑑の素材

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

象牙印材の中で、特殊な材料をご紹介いたします。
縦目芯持(たてめしんもち)、横目(よこめ)、横目芯持(よこめしんもち)の3種です。通常の象牙印材は、象の牙(きば)の出ているのと同じ方向に材料を採ります(縦目)。特に表記のない場合は、縦目の象牙印材です。これに対して横目の象牙があり、これは縦目に対して90度向きが違う横目です。

黒水牛、白水牛と同様に象牙にも中心を通る芯があり、この部分から取れた印材を「芯持ち」といいます。黒水牛、白水牛の印材の芯持印材は、本数がたくさん取れるので芯持が当たり前になっていますが、象牙の場合、「芯持」は牙(きば)の先端部分からしか取れないので、大変貴重な印材になります。縦方向に取ったものを「縦目芯持」(単に、芯持ともいう)、横方向に取ったものを「横目芯持」といいます。

横目印材にはランクで並、上、特上(日輪)、芯持、とあり、特上と芯持には、印材の側面に木目のような綺麗な模様が出ます。これを「日輪」といって太陽の日差しの輪に見立てています。芯持になると日輪模様の中心に芯が通っていて、側面の上側、下側の両方に日輪模様が出ます。

通常の象牙印材よりもさらに上のランク、貴重な印材をお好みのお客様には、縦目芯持(芯持)象牙、横目象牙、横目芯持象牙をお薦めいたします。


▲店頭で接客時に使っている象牙印材の説明板です。
通常の象牙(縦目)でも、採れる位置で普及品から最高級品
まであります。特殊印鑑では、直径16.5ミリで税込価格、
芯持印鑑?147000
横目芯持?168000
横目印鑑?147000
になります。ケース付きのお値段で、ケースはオーストリッチ革、
ワニ革、欅(けやき)材、黒檀材から選んでいただいています。



▲横目芯持の象牙印材です。綺麗な日輪模様が見えます。


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