東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



象牙の印鑑

2008年07月30日 印鑑の素材


──── 八王子で印鑑を作り続けて100年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

店でお客様とお話ししていて、「象牙の印鑑って売っていいの?」なんて聞かれることがあります。ワシントン条約で輸入が制限されているだけで、販売までは禁止になっていません。

最近、嬉しいニュースがありました。ジュネーブで開催されたワシントン条約の常設委員会は、アフリカゾウの象牙、108トンを日本、中国が輸入することを承認しました。

今回1回限りの輸出承認ですが、我々、印鑑を彫り、売っている者としては、お客様に、上質の印鑑を提供しやすくなるので気持ちが明るくなります。

象牙の印鑑は、朱肉の乗りもよく、適度の質量(つげの木製に比べて2倍の重さ)があり、いい印影(印鑑を押したあとの文字)が得られます。

象牙だけでなく、印鑑についての説明はホームページに遊びに来て下さい。

▲象牙の印鑑と本トカゲ革のケース


楽善堂のホームページ
https://rakuzendo.com


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
内容をご確認の上、送信ボタンを押ししてください。