東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



上部が尖(とが)った印材

2012年09月14日 印鑑の素材

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

9月の中旬になっても猛暑日が続いています。ご来店いただいたお客様には「暑い中、お越しいただきありがとうございます。」とお帰りの時に申し上げています。

先日、お電話で問い合わせがあり、「水牛材の角の原型を印鑑にできませんか?」というものでした。以前のブログで店頭サンプルに置いてある角の原型を紹介したことがあり、これを見てのお問い合わせでした。サンプルは、この原型を加工して円筒形になります、というプロセス説明用でした。

問屋に発注を掛けて、上部が三角にとがっている原型印材を作ってもらいました(写真)。指示は出しませんでしが、先端のとがっている部分は少し丸く加工してありました。実際、押捺する時に、手のひらか、指の内側に先端が当たるので痛くないように丸くしたわけです。それでも、通常の円筒形の印材に比べれば、押捺時の反作用の痛みは大きいものでした。試しているうちに、先端部分は指の間を通して指の間で押さえれば捺しやすいと思いました。

印鑑ケースに収納できるように長さ60ミリで作成依頼をしましたが、わずかに長く仕上がりました。印面部分の広い方を短くすれば実用化できそうです。金枠のケースに入れるのでなければ、60ミリの長さにこだわらないでも使えます。レザーの袋に収納する方法もあります。面白いもので、印面は正円(まん丸)でなく、緩やかに楕円形になっています。小判型の印材がありますが、小判型と正円の中間的な形です。

サンプルで彫ってみて作品にして、商品化してみたいと思います。



▲先端の尖った黒水牛印材(左側)と
牛の角、白の印材(右側)です。
中央はシャチハタネーム9です。



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