東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



印鑑の材料 【牛の角(つの)白】

2008年08月07日 印鑑の素材


──── 八王子で印鑑を作り続けて100年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

以前に象牙のことを書きました。
今回は、象牙の次に高級な印鑑材料とされる【牛の角(つの)白】について書いていきます。

【牛の角(つの)白】は、白を基準にグレー系の色の印材、クリーム系の印材、ところどころに茶色の模様がはいった印材など、いろいろとあります。広い意味では【黒水牛】以外の水牛印材が【牛の角(つの)白】ということになります。

とくにこの中で、「純白」というランクが一番上質です。(写真参照)
「色」に対して「純白」。斑点や、茶色、黒色の模様が白の上に入りません。
半透明の印鑑材質で、髪の毛のような細いストライプラインが縦に入っていて、美しさが漂います。何かのお祝いに、ギフトにお勧めの印鑑材料です。

金額では象牙よりも安いものの、「象牙よりも綺麗 !!」というお客様が多いです。
銀行印で11700円、女性用の実印で20800円ほどのお値段で承っております。


▲印鑑の材料 【牛の角(つの)白】


楽善堂のホームページ
https://rakuzendo.com


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