東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



りんごの木の印材をリフォーム

2021年11月27日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日、埼玉県にお住いのお客様からりんごの木の印材をお預かりして、リフォーム(彫り直し)しました。木製の印材と言うと、柘植(つげ)材が多いのですが、形は正円でなくやや楕円形でした。細い枝部分から採取されたのでしょうか、直径は2センチ弱で枝の自然体の輪郭でした。

 ご結婚なさり旧姓を新しい姓に彫り直す仕事です。従来の印影(いんえい、紙に捺した印鑑)は、白文(はくぶん、文字部分を彫ってある)でした。輪郭は彫ってなかったので、印鑑登録の場合は輪郭が無いと不可になる可能性があります。今回は、お客様からのご希望もありましたが、朱文(しゅぶん、文字部分を残す)で輪郭付きで作りました。ほとんどの印鑑は朱文ですが、石印材に彫る篆刻(てんこく)の作品だと、白文も見受けられます。

 お客様からは「大切に使用してきた印が、生まれ変わり大変嬉しく思っています。ありがとうございます。」という、暖かいお言葉をいただきました。
 彫刻料金は木製の印材の場合、直径16.5ミリ以上で姓のみ彫刻、6600円(税込)でお受けしています。

リンゴの木の印材です。側面には桜の花びらと三匹の
ウサギさんの絵が描かれていました。


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