東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



夜光貝の印材に彫刻

2021年07月10日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 沖縄県のお客様から夜光貝の印材(印鑑用の材料)を送って来られて「文字を彫って下さい。」というご注文をしばしばいただきます。このお客様は、夜光貝からアクセサリーなどをたくさん加工している職人さんです。とても器用な方です。私とのやり取りで、印材の長さ、直径などの一般的な寸法ををお伝えすると、そのように作ってこられます。特に印材の長さは6センチを超えてしまうと、印鑑ケースに収納できないので、夜光貝を加工する時から長さも考えて切り出しているようです。

 印鑑リフォームは印面(彫刻面)に文字が彫ってある印材を一度平面にして、その後、文字を彫ります。夜光貝印材の彫刻の場合は初めから印面は平面に加工してあります。これにも技術が必要で、輪郭の部分が側面に対して直角でないと、仕上がって押捺した時に外枠(輪郭の部分)がきちんと印字できません。実際、水晶・メノウなどの印材をお持ち込みになられた場合、輪郭の部分を調整して平面に修正する必要がある印材もあります。

 夜に光る、と書く夜光貝、ライトグリーンの中にまだらにホワイトが散りばめられている綺麗な貝です。彫ってみての手の感触は、象牙のようでもなく、水牛のようでもなく、固い粉の塊(かたまり)を少しずつ削っていくような感触です。綺麗で、強度もある印材、と言えるでしょう。
   彫刻料金です。直径15ミリの場合 2文字まで彫刻¥11500(税込)
          3文字以上は1文字増えるごとにプラス¥2000(税込)
★印材からのご注文の場合、ご相談下さい。印材からお作りします。

夜光貝職人 笹森さんのインスタグラムのページです。工房は沖縄県の石垣島です。   
https://www.instagram.com/yukio.sasamori/?hl=ja

      

左は、加工前の夜光貝、右の2本は印材です。右の印材はグリーンの部分は
ありませんが、シルバーに輝いています。
アングルを変えて撮りました。右の印材は直径12ミリ、左となりの印材は直径15ミリです。
全体の形状は通常印材のように、まっすぐ上に円筒形でなく、やや弓なりです。

 



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