東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



早稲田大学の学生さん、取材で来店

2010年01月08日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

早いもので、年が明けて1週間が経ちました。

昨日は早稲田大学商学部の学生さんが、取材で来店なさいました。
職人の仕事について取材をして一つのレポートにまとめるとのことです。彼女のおじい様が、昔、印鑑彫刻、ゴム印彫刻の職人で、小さいころには仕事ぶりを見て育ちました。お父様は印判店(はんこ屋)を継がなかったそうですが、そんな記憶からはんこの職人に会って話を聞きたいといって事前に予約電話がありました。お住まいは東京都府中市で、電車で20分くらいかけて見えました。楽善堂のホームページを見て取材店に決めたそうです。

はんこを彫る道具、筆などを見せると「お祖父さんもこんな道具を使っていた」と、やや懐かしそうでした。私の見習い修行の3年間のこと、その後に取得した、二級技能士、一級技能士の試験内容、などなど、かなり突っ込んだ内容の質問にお答えさせていただきました。

担当の教授からの指示で(もう文章になっていた)、取材した職人の手を触って感触を見てくる、という課題も入っていました。また、他の学生が提出のレポート文章をコピペ(コピーして貼り付けてあたかも自分の文章のようにしてしまう)することを防ぐため、取材した職人と一緒に握手の写真を撮ってくる指示も出ていました。下記の写真は学生さんから添付のデータでいただいたものです。

同じはんこ職人のお孫さんに、はんこ、印鑑の文化を紹介できて、楽しい時間を持てました。帰り際にお礼にと手作りクッキーを置いて行かれたのは、うれしいびっくりでした。


▲店の実印、銀行印の陳列棚の前で撮りました。(撮影は副店長のカミサンです)


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttps://inkan-reform.com





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