東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



楽善堂、『会議所だより』の記事に

2010年06月13日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

雨は降らないものの蒸し暑い陽気になりました。
毎月10日に発行されている「はちおうじ会議所だより」という商工会議所の情報誌に、楽善堂が掲載されました。「八王子 百年の老舗」というコラムで紹介されました。1899年創業、文字工房楽善堂というサブタイトルです。

創業年はもっと古いかもしれませんが、歴史の資料で遡れる創業年が現状で、1899年(明治32年)になっています。『共進会手引き草 一名 八王子案内』という本が出版されたのが1899年でこの中に、「三幅対 魔抜道人投」の項目に『楽善堂』が出ていました。この「三幅対・・・」は、八王子にある各業種で3つの代表的な店を紹介しています。小間物商、時計商、材木商、などです。この中で「彫刻師」の三人の中に「三枝輝三、楽善堂、三枝時三」とあります。三枝さんという、はんこやさんも、八王子に現存する店舗です。面白いのは、雪、月、花、納涼、などの項目もあり、雪見、月見の三名所なども出ている点です。

この本の価格が拾銭(1円の十分の一)、編集者の住所が「東京府八王子町」と出ていました。100年の時代の流れを感じます。楽善堂の創業年、さらに古い資料で店名が見つかれば更新が出来ると思っています。


▲『はちおうじ会議所だより』の記事で紹介されました。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttps://inkan-reform.com





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