──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
今週は兵庫県に住む外国人のお客様から印鑑のご注文がありました。楽善堂、英語版のホームページを見てのご注文です。書体、作風のご指定が「吉相体、アルファベット」でした。吉相体は、20世紀になって考案された書体で、篆書を図案化、発展したような作風です。漢字、ひらがな、カタカナは作り慣れていますが、アルファベットは数個の作品を作っただけでした。
文字の起筆、終筆を外枠、または隣の文字まで伸ばして、蔦(つた)の絡まるように線を作ります。珍しいアルファベットのフォント(書体)なので外国人の方には興味を引く書体かもしれません。今後、この作風を自分なりに工夫して新たな境地を作りたいと思います。
▲アルファベットの吉相体です。Eの横画が2本あるように
見えますが、下の線はSの終筆が伸びています。
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com
楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttps://inkan-reform.com
英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/
楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑https://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html
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