東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



同じ文字を書体を変えてリフォーム

2024年04月06日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日、ご来店のお客様で、「この文字が好きになれないので、彫り直して下さい。」という方がいらっしゃいました。詳しく聞いたら、彫る文字は同じで書体を変えたい、とのことでした。女性の方で下のお名前、ひらがなで3文字、右から左に1列の横書きでした。

 文字割(レイアウト)だけは、お持ちになった印鑑と同じに横書き、1列にしました。書体の見本をご覧になっていただき、印稿(仕上がりのデザイン)を書いて、後日メールで送信、お客様にご確認いただいてから彫りました。

 印鑑のリフォーム、通常は結婚して姓が変わった、外枠が欠けてしまった、亡くなったおじいさまの象牙の印鑑を再利用したい、という場合が多いのですが、時々、文字の書体、文字がお気に入らない、という理由で同じ文字を彫ることもあります。お話をよくお聴きしてお客様のお好み、感性に合うように作っていきます。

▲右から左に「さくら」と読みます。このブログ用にサンプルとして作りました。これはひらがなの行書風です。お客様は文字が小さくて細くて気に入らない、ということをおっしゃっていました。

▲吉相体(きっそうたい)の書体です。この書体をメールで送信したらお客様はご納得、ご満足いただけました。


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