東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



シャチハタネーム9、ケースを交換

2014年11月14日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

朝晩はめっきり寒くなりました。今週は、店頭にあるシャチハタネーム9(一番よく出回っているシャチハタのスタンプ)のケースと商品を新しく交換しました。身長ほどあるケースを業界用語では「タワー」と呼びます。

今までの「タワー」は20年弱、使って来ました。店が南向きのため、直射日光で土台の部分もかなり傷んできました。商品のネーム9も外側、透明プラのケース、名字の表示部分が旧式と新式で少し違いが出てきました。新式は名字表示のシールを外側に貼ってあります。そんなこともあり、思いきってタワーごと交換しました。

タワーに収納できる本数は、1540本です。1540種の名字があるのでなく、多い名字(鈴木さん、佐藤さん、など)は2本〜3本が収納されています。売れてすぐに同じ名字の人が来る可能性は低く、同姓の複数商品を100本、旧漢字のネーム9に交換してもらうことにしました。意外と知られていませんが、シャチハタ社では、旧漢字のネーム9が100本、既製品として出ています。澤、嶋、廣、などの文字が入る名字のネーム9です。今までは問屋で取り寄せのため、お客様に1日、2日、待ってもらいました。

お値段の廉価販売はできませんが、幅広い品揃えが少しでもできればと思っています。



▲シャチハタネーム9、旧のタワーです。台の部分が日焼けして白っぽくなりました。
 コーナー部分は、表面の板がはがれてきました。




▲新しいタワーです。台の部分が元の黒になりました。商品もすべて新品になりました。




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