東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



八王子車人形公演に

2012年06月19日 八王子の話題

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

一昨日の日曜日、“伝統人形芝居”を観に行きました。会場は、八王子車人形西川古柳座です。八王子の下恩方町、陣馬山に向かう途中の場所でした。

文楽の人形は三人遣い(つかい)なのに対して、八王子の車人形は一人遣いで小さな箱車に遣い手が乗って、人形を操るので手足とも人の動きがそのまま表現される利点があります。箱車(ろくろ)には車輪が付いているので、舞台で左右だけでなく前後にも人形が動きます。

今回の公演には、青森・津軽から「金多、豆蔵人形座」、新潟・佐渡から「猿八座」、香川・三木から「朝日若輝一座」も八王子まで来てくれての公演、全国版の伝統人形芝居を観ることができました。八王子車人形の家元、五代目の西川古柳氏とは以前から面識があり、今回もご案内のチラシを郵送でいただいていました。全国から人形芝居の座を呼んで来られるのも、家元の人柄、人脈の広さだと思います。

「終演は何時になるか、わかりませんよ。」という家元の挨拶を始めに聞き、1:30開演で5時近くまでの熱演を見て帰って来ました。



▲落語の演目『野ざらし』を車人形で演出しました。
右端は落語家の入船亭 扇治さんです。
人形のセリフを落語家さんが話しました。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

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