東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



写真集『鳶の足跡』出版記念の会に

2011年07月05日 店長のプライベート

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

一昨日の日曜日、写真集の出版記念の宴席に招待を受けて出席しました。知人で鳶職(とびしょく)の頭(かしら)が『鳶の足跡』という名称でA4版72ページの写真集を出しました。このことは先週の読売新聞の多摩版で紹介されていました。

家に帰りゆっくり写真集を眺めていると、明治20年ごろのセピア色をした写真や戦前の山車まつりの様子を撮った写真など、貴重な記録がありました。「発刊によせて」という題で、八王子市長、大月市長の文章も巻頭にありました。山梨県大月市に「猿橋」という国の名勝があり、この頭(かしら)の先祖が昔、手掛けた縁で大月市長も一筆寄せていました。

宴席の方は、八王子芸者衆の踊りや囃子連による賑やかなお囃子と獅子舞など、豪華な演出でした。お土産にいただいた物も、この頭(かしら)好みの一流の和菓子や佃煮など気配りと心意気を感じるものばかりでした。


▲写真集『鳶の足跡』の表紙です。
粋な赤筋が袖に通った半纏姿、消防の防止をかぶった姿など。


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