東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



割印のご注文5本

2016年10月08日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先々週と先週は、割印のご注文が5本ありました。割印は1年で1本か2本程度の受注ペースです。縦長の長方形で上と下が半円形、ちょうど、陸上競技場のトラックをさらに縦長にしたような輪郭の印鑑です。2枚の書類の間にまたがせて割って捺すので割印と言います。
お得意様で、JRさんから取引をいただいていて、規約が変わり木製の割印を作成することになったそうです。各部門からご注文をいただきました。割印にも大きさで、大中小とあり、長い方の寸法で、大が36ミリ、中は33ミリ、小は30ミリあります。

同じ内容の仕事は重なるもので、世田谷区のお客様から割印のご注文をいただきました。彫り直しでした。同じ文字の社名です。社長さんいわく、文字が太くてもう一つの印鑑、正方形の印と一緒に捺してバランスが悪いので、彫り直して欲しい、というご希望でした。納品後にメールをいただきました。 

<以下はお客様からのメールです。>
昨日、割印届きました。流石のクオリティで感激しています!
早速、押してみましたが素晴らしい陰影です。ありがとう御座いました。

本日、ご入金致しましたのでご確認下さい。
次回、印鑑を作成する時は最初から平澤様にお願いしたいと思います。
今後共宜しくお願い致します。 <文章はここまでです>

お客様へのお返事に「ありがとうございます。職人冥利を感じております。」と書かせていただきました。自分の技術を評価していただけるお客様、ありがたいと思います。


▲割印の印影見本です。上段の3作品が通常の形です。
下段の作品、長方形は昔風の作品です。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

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楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑https://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html






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