──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
5月になり気温がぐっと上がりました。私のいる店の温度計で26度あります。シャツだけで楽に過ごせる陽気になりました。
先日、印鑑ケースの内張(うちばり)の張り替えのご注文が5本、ありました。印鑑ケースを開けた時に、印鑑を収納する側を「別珍(べっちん)」、フタの裏側の布部分を「内張」と呼びます。
お客様から印鑑ケースが送られてきました。開けてみると、年季が入って布がくたびれている様子もありませんでした。電話で伺ったら「以前のブログで見て今の内張を別の内張に交換したくなった。」とのことでした。
内張の模様は8種類、あります。以前のブログはカタログの1ページ分の画像だったので、内張部分だけの画像をお客様にメールで送って、お好みの模様を選んでいただきました。既製の印鑑ケースによく見かける朱竹(朱色の竹の模様)があまりお好きでなく、別の模様に変えたい、というご希望のようでした。
ケースを開けてみないと見えてこない、『内張』、そこにこだわりと、お洒落心を持つお客様に対応したいと思っております。
▲印鑑ケースの内張り、8種類です。
張り替えの工賃は、1本に付き、1080円です。
左端01番から右端08まで番号が付いています。
01は朱竹、02は鶴亀、03は寿です。
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