東京八王子印鑑文字工房楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂四代目店長平澤東のブログ

夜光貝の印鑑

2018年01月24日お知らせ

──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤　東(とう)です。

1月22日(月)から関東地方は大雪に見舞われました。私の店のある八王子市は市街地でも50センチ以上の積雪になりました。まだ道路のあちこちに残雪があります。

先月に沖縄石垣島の夜光貝職人の笹森さんから、印材用に加工された夜光貝に文字を彫刻する仕事を依頼されました。それがご縁で、当店でも夜光貝の印鑑を販売することになりました。笹森さんとコラボしているので、お値段はどちらの店で買っても同価格です。同じ職人ですが、

　　笹森さん→採取された原型の夜光貝を丹念に磨き上げて印鑑材料まで加工する。

　　平澤(楽善堂)→夜光貝の平面部分に文字を書いて彫刻する。

こんな役割分担です。写真で夜光貝の印鑑、付属品のケース、皮袋などをご紹介します。

≪Wikipediaより抜粋≫
ヤコウガイ（夜光貝）、学名：Turbo marmoratusは、古腹足目リュウテン科に分類される巻貝の一種。インド太平洋のサンゴ礁域に生息する大型の巻貝である。重厚な殻の裏側に真珠層があり、古くから螺鈿細工の材料として利用されてきた。その名前から、夜に光ると思われることがあるが、貝自体は発光しない。産地では食用にも利用される。