東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



大地震に備えて店舗改装

2012年05月29日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先週の金曜日25日から翌日の土曜日26日まで、店舗の改装を行いました。全ての天井と正面の壁面を鏡張りから、板張りに変えました。

改装の理由は、大地震で天井の鏡、壁面の鏡が壊れて落下する危険性があったからです。昭和56年(31年前)に、店内を大改装したときに、施工業者さんの提案で狭い店(5坪程度)を広く見せるために、鏡張りにしました。当時は大地震の心配もされない時代でした。以後、地震は何度もありましたが、幸い、天井の鏡が落ちることなく営業して来られました。

今回の大工さんが天井を見上げて言ったことは、「この仕事は、いい度胸をしているな」ということでした。天井の鏡をはがしてみたら、裏面に全て糊付けしているのでなく、部分的に両面テープが貼ってある止め方でした。今まで、よく持ちこたえてくれたと、思いました。

もし、大地震が来た時に、私自信の保身もさることながら、たまたまご来店中だったお客様に災難が降りかからないための天井交換でした。来週の2期工事で、店の床(とこ)の間空間の壁を和風に張り替えます。


▲正面の壁面も鏡から板張りに変えました。
篆額(てんがく、店名の大看板)は側面から
この正面に移動しました。


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