東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



桜の花びらを印鑑の中に

2012年06月29日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日、「桜の花びらの形を印鑑の文字の中に入れてくれませんか?」というお客様が見えました。「どんな形の花びらか、お決まりですか?」と伺いました。スマートフォンの中に画像のデータをお持ちになっていました。

店にある私のパソコンに送ってもらいました。ピンク色の綺麗な花びらでした。相談の結果、さんずいの三画目に花びらを入れることになりました。

粋なお客さまと思いました。若い男性の方でした。日々、慣れた作風の仕事ばかりしていると、このお客様のようなユニークな発想が生まれにくいと感じました。



▲お客さまからいただいた、桜の花びらの画像です。
文字の一画になるので、下段の一枚の花びらを入れます。
許可をいただいて掲載しました。




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