──── 八王子で印鑑を作り続けて100年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
昨日は、童話やお伽話にしたいようなことがありました。
夜7時、店を閉めようとしたら店の正面に立ててあるノボリ旗の下に猫が死んでいました。
可愛そうに車に轢(ひ)かれてしまったようで、猫の血が店の自動ドア近くまで飛び散っていました。
猫を目立たない店の裏側の小道(50センチほど)に移動しました。線香の二本を手向けました。店の正面はバケツの水と箒で掃除しました。
翌朝、8:30過ぎに八王子市役所に電話して訳を話したら、午前中には取りに来てくれるのこと。9:00に店を開けて裏の現場を見たら猫がいなくなっていました。
早々と市の職員さんが回収してくれたのかと思っていたら、10:30頃、市の職員さんは来ました。
不思議なことがあるもので、猫が生き返ったか? 最後の力で少し移動したか?回りを探しましたが、猫はいませんでした。
午後になって現場に行ってみると生花が置いてありました。
飼い主さん(どなたか未詳)が片づけをしてくれたのか、と思いました。飼い猫が帰って来なかったので心配していて、たまたま朝の早い時間に無残な姿を発見、処理をしてくれたかと思いました。
私には年齢も名前すら分からない猫ですが、天国で楽しく日向ぼっこをしているのを祈るばかりです。
楽善堂のホームページ
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