東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



覆輪、牙蓋の印鑑ケース

2015年06月19日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

一点物、別注の腹ワニ革ケースのご注文を、大阪府にお住いのお客様から頂きました。
先週、お送りして下記のようなお礼のメールをいただきました。お客様から文章をブログに掲載するご許可をいただけたので、
ご紹介させていただきます。以前に書いたブログで高級ケースの仕様をよくご存じで、細かなご指示をいただきました。

お客様のメールにある単語の説明です。
覆輪(ふくりん、鎖金具のこと、印鑑ケースの外側に高級感を演出するために付ける)
牙蓋(げぶた、象牙製のフタのこと、印鑑ケースにある小さな朱肉入れをおおうフタ)

楽善堂
平澤東様

お世話になっております。
昨日、印鑑ケースのほうが無事届きました。
内側が濃紺のベロア、枠も鈍い銀色でとても良かったです。
皮袋もサービスしていただきありがとうございます。
覆輪、牙蓋の印鑑ケースをオーダーできるお店がなかなかなかったので、注文を受けていただけて感謝です。
本当にありがとうございました。
また、機会がございましたら、よろしくお願い致します。

★お客様からは「注文を受けていただけて感謝」、楽善堂側としては「大阪のお客様から八王子にご注文をいただけて感謝」でした。
1点物を作れる業界なので、お客様のご希望に合う印材、ケースには対応していきたいと思います。


▲腹ワニ革ケースの側面、留め金の左右が覆輪です。このケースはお客様の物でなく、
 店頭見本用です。お値段はこの規格(直径15ミリ、長さ45ミリ印材用)で、17280円(税込)です。




腹ワニ革ケースを開けたところです。左側の朱肉入れの蓋は象牙製です。


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