──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
梅雨時で、雨が降ったり止んだりの天気です。台風も近づいています。
今日は、量り売りの朱肉のご紹介です。記念品で朱肉をいただいて、使っているうちに枯れてきて、ほとんど朱肉の液体が印鑑の印面に付かない、という状況になることがあります。こんな時の解決策として、
1. 小さなナイフで朱肉の上下をひっくり返してみる。下にあった新しい朱肉が上に来るので使える可能性もある。
2. 朱の油(ビン入り120g、1890円)を補充して朱肉を潤沢にする。
3. 朱肉そのものを新しい朱肉に交換する。容器はそのままで、中の朱肉を量り売りで買う。
3の場合は、古い朱肉がカチカチの硬直状況で朱の油を補充しても回復しない場合です。
記念品でいただいた朱肉は容器に金メッキがしたあったり、記念の文字が印字されていたりで、朱肉が枯れてきただけでは処分はしたくない場合も多いものです。そんな時に、中の朱肉だけを交換することをお薦めしています。量り売りでグラム、25円(公用朱肉)です。通常の容器なら40グラム程度なので、1000円前後で新しい朱肉に交換できます。
▲左から書画用朱肉15円/g 公用朱肉25円/g
落款用朱肉40円/gです。
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