東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



黒水牛印鑑 加工の工程

2011年03月08日 印鑑の素材

印鑑 八王子 楽善堂

──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────


こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。3月の第二週になって昨日は雪が降りました。今日いつものグランド(やや高台にある)に行ったら、まだいたるところに雪が残っていました。

印鑑の材料で木製の1ランク上を行くものに、黒水牛があります。最近、通常の黒水牛と染めなし(黒く染めていない)の黒水牛も置くようにしました。接客時、10本くらいの印材をお客様に見ていただき、お気に入りの印材に彫るようにしています。象牙や白い水牛は、色加減、模様などで選びようがありますが、今まで黒水牛は選びようがない、というのが正直なところでした。

ところが、染めてある黒水牛と染めなしは明らかにみて違いが分かります。好みにも寄りますが、染め無しもところどころ、白の模様が出ていて何ともいえない味わいがあります。
下の写真は黒水牛の加工の工程です。?で「黒く染める」がありますが、染め無しはここを省きます。輸入の段階から数えて12のプロセスがあります。

お手頃の銀行印として、6800円で黒水牛染めなしでも、黒く染めてある黒水牛でもお買い求めいただけます。ケースもついてのお値段でおすすめです。


▲黒水牛印材の加工の工程です。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttps://inkan-reform.com





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