東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



2つの印面を持つ、『いんペアーズ』

2012年08月15日 印鑑の素材

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

印鑑の業界、問屋、メーカーなど11日(土)から今日15日(水)まで夏期休業しています。去年からすこしずらして当店は16日(木)まで営業、17日(金)から3日間、お休みをいただくことにしました。

今日は、『いんペアーズ』IN PAIRS 印鑑の紹介です。以前から発売されていましたが、「何か変わったおもしろい印鑑材料はないのか?」というお客様があり、捜していたら見つかりました。1本の印材に2つの印面が収納されています。直径に大小があるので、例えば、1本は銀行印、もう1本は仕事印、または同じ仕事印でも用途を変えて使い分けることができます。

材料は、黒水牛で染めなし、です。“染めなし”とは、黒く着色をしていない印材です。ところどころに白い模様が出ていますが、自然の風合いで味があります。印面の大きさは直径15ミリと12ミリのセット、13.5ミリと10.5ミリのセットになります。さらに小さい印材が天丸型(中央部がくびれているラッキョウのような形状の印材)もあります。

オリジナル性の高い、レア物好きの方にはぜひご提案したい印材『いんペアーズ』です。
お値段です。ケース付き、彫刻料込みです。
直径15ミリと12ミリのペア  18000円
直径13.5ミリと10.5ミリのペア 16000円
★小さい印材が天丸型(ラッキョウ型)の印材の場合、1000円増しになります。


▲いんペアーズの部品、合体する前の状態です。
物差しの上側の中央部の部品、右側が大きい印面です。
小さい印面は左端の部品の右側、突き出ている部分です。
物差しの下側は、天丸型の印材です。
合体すると全体の長さは6センチ、通常の印鑑と同寸法です。


▲いんペアーズの部品を立てたところです。
物差しの下側、右から2番目の部品は上側がキャップ、
下側が大きい印面になります。


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