東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



2ミリ差でケースに収まらない印材

2020年07月11日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 印鑑リフォームの仕事で、長さ63ミリの象牙の印材をお預かりしました。印材(文字を彫っていない状態の印鑑を「印材」と業界的には言っています)は、通常60.6ミリ(昔風に言うと二寸)の長さです。2ミリ長いために、印鑑ケースに収納できません。

 お客様にメールでお問い合わせをしたら、「削って短くして下さい。」というご了解をいただけました。当店の場合、印鑑リフォームの仕事をいただいた時、印鑑ケースが一緒に送られてこなかった場合には、無料サービスで印鑑ケースをお付けしています。お客様へのサービスと、もう一つの理由は仕上がり時に当店から発送した時に、配達途中で印鑑の破損の危険をなくすためです。

 通常は印面に文字が彫ってあるので、印鑑リフォームは印面訂正といって、1ミリ未満ですが、平面にする作業があります。今回はこの作業と同じことでしたが、2ミリ短くするので、いつもよりも長く削りました。ケースに収まることができて、象牙の印材も喜んでいると思います(職人的な感想ですが)

(BEFORE) 63ミリの長さがあったので、ケースに収納できませんでした。
(AFTER)2ミリ短くしたので、ケースに収納できました。


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