東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



二代目楽善堂、祥月命日

2010年02月16日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日、2月15日は私の祖父、二代目楽善堂の祥月命日でした。名前を平澤 友安(ともやす)といいました。私が保育園の年少、4歳になったばかりの頃に他界したので、あまり記憶にありませんが、整列の時の「気をつけ」「休め」の立ち方を畳の上で習った記憶があります。

二代目は、幼少の頃は神田岩本町の呉服問屋に見習い小僧に出て働いていて、初代が他界したため、26歳のときに八王子に戻り、それから印判店(はんこや)を始めました。印鑑を彫る職人でなく、彫刻ゴム印といって、当時は活字で表現できなかった筆文字のゴム印を彫る職人でした。技術の修行をほぼ独学で行なったと聞きました。

昨日は店を閉めてから向かいにある酒屋で、二代目が好きだった日本酒を買い、仏壇にあげて供養させてもらいました。昨日の昼間、象牙の実印の注文があったのも、二代目の計らいか、などと思いました。


▲八王子の地酒を仏壇に供えました。

八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttps://inkan-reform.com





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