営業時間 月〜土曜 9:00〜18:00(第4土・祝日・日曜 休)
休日と営業時間外は留守電対応致します
印鑑の彫り直し(リフォーム)のご注文を全国からいただいて彫刻しております。
印鑑の材質の種類は、象牙が多く、次いで水牛(白水牛、黒水牛)です。時折、木製のつげ印材の時もあります。象牙や水牛と違ってつげ材の場合は、印面(文字の彫刻面)から朱肉の油を細かな木目から吸い上げて、再彫刻できるような平面状態になっても、朱肉の油が残っています。ほとんど使用しなかった印鑑の場合は、影響はありませんが、「毎日頻繁に使ってきました。」といった場合は彫り直しは可能ですが、印面に残っている古い朱肉の油が、卓上にある朱肉の油をはじいてしまい、綺麗に捺印できない欠点があります。
彫刻する場合、朱肉がしみ込んだつげの印材は彫ってみると「サクサク」よりも「ボソボソ」の感覚です。30年以上前に、私は墨田区の両国の印判店で修業をしていましたが、この時は「つげの彫り直しは受けないで勘弁してもらえ」が師匠の指示でした。職人にとっては彫りにくい仕事でした。
現在、楽善堂では、以上のような欠点の説明をして、彫り直し(印鑑リフォーム)をお受けしています。
印鑑の彫り直し(リフォーム)の価格表へ https://inkan-reform.com/price/
つげ印材の場合、直径12ミリで4500円(税込)です。
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