東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



印鑑ケース、朱肉の肉池リフォーム

2017年07月29日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

印鑑の彫り直し(リフォーム)の仕事を受注する時に、印鑑ケースも一緒にお預かりすることが多くあります。印鑑ケースのリフォームは、外枠の金属枠が外れてしまった、留め具の蝶番(ちょうつがい)が外れた、などという場合以外は、無料で修理対応しております。

 

先日は、朱肉の肉池(にくち)が取れたケースを預かりました。肉池は、ケースの中にある直径15ミリくらいの小さな朱肉を入れるプラスチックの皿です。入れる朱肉も枯れて寿命がきていました。一度、肉池をケースから外して中をきれいに洗浄、新しい朱肉を入れてセメダインでケースに接着しました。

 

印鑑ケースのリフォームは、印鑑の彫り直し(リフォーム)のサービスで行なっていますが、単発で、印鑑ケースだけの修理の場合でも、朱肉の交換、肉池の交換、取り付けなどは、無料サービスで対応しております。多店舗でお買いになった印鑑ケースでも無料サービス対応ですので、ご遠慮なくご来店下さいませ。店頭が忙しくなければ、お待ちいただく間にお直しします。

 

 

お客様からお預かりした時の状態です。肉池は取れて中の朱肉もほとんどありませんでした。白いフタの裏側も汚れていました。

肉池を固定して新しい朱肉に交換しました。フタの裏側の汚れはアルコールで綺麗にふき取りました。



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