手彫り印鑑 彫刻風景

手彫り印鑑 彫刻風景
手彫り印鑑 彫刻風景
手彫り印鑑 彫刻風景

左手に握っている物は『ハサミ木』といって、印鑑をはさんで止める木製の道具です。右の写真で左手の親指にあるのは『指皮(ゆびかわ)』、印刀(いんとう、印を彫る刃物)を乗せるので指に掛かる負担を軽くするための物です。

右手に握っているのが『印刀』。この写真の印刀は『さらい刀』といって文字以外の部分を削り取ってさらってしまうための刃物で、左右の幅が一番太いものです。印刀は大工さんが使う鑿(ノミ)のかなり小さくなったものに近いです。幅の細い1号刀から太い6号刀(さらい刀)まであり、彫る場所によって使い分けます。

これらの道具との付き合いも、かれこれ30年程になりました。『ハサミ木』には手の汗がしみこんで、色が濃くなってしまいました。

手彫り印鑑 彫刻風景

印鑑を作るための道具一式です。


手彫り印鑑 彫刻風景

一級技能検定合格証書です。34歳の時に取得しました。はんこ彫りの職人、”一級”の証しです。

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