東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



長さ76ミリの水晶印材に彫刻

2023年09月02日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 印材(印鑑の材料)の長さは、ほとんどが60ミリです。円形の場合、直径は9ミリから18ミリ位までいろいろとあります。今回、お客様からお預かりした水晶の印材は直径は18ミリ、長さが76ミリありました。おじい様からいただいた水晶の印材で、「せっかくだからフルネームで彫って下さい。」というご注文です。おじいさまは昔、台湾または中国でこの水晶の印材をお買い求めになったと思われます。日本の問屋で仕入れる水晶とは違った色合いでした。

 印材は未彫刻(文字はまだ彫られていない)の状態でしたが、印鑑ケースが長さが75ミリ仕様なので、印材の方を1ミリ短くしてから文字を彫り、印鑑ケースに収まるようにしました。お客様がお持込みになったのは、水晶の印材と紙箱でした。高級な印材なので牛革の金枠付きケースをご提案させていただきました。お値段は、印鑑ケースが3,300円(税込)、文字の彫刻は水晶で直径18ミリは、1文字6,600円です。仮に山田太郎、4文字の彫刻で26,400円(税込)です。

 今回のお客様は、この水晶の印鑑とは別にフルネーム彫刻の実印は既にお持ちでした。しかし、おじい様からの贈り物を何とか生かしたい、というお孫さんの優しいお気持ちでした。書体は違う書体で作成致しました。

▲水晶の印材(当店在庫)は60ミリの長さです。上にある牛の角(白)は長さ75ミリ(直径は12ミリ)あります。

▲長さ75ミリの印材用の印鑑ケースです。ケースの長さは11センチ程あります。



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