東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



印鑑ケース、内張りの布張替え

2013年03月08日 印鑑関連商品

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日、印鑑のリフォームのお客様があり、二本のご注文をいただきました。合わせて、印鑑ケースの内張りを張り替えて欲しい、というお話もありました。初めてのことだったのでケースメーカーに問い合わせてみたら、「どんなケースかを見てからでないとできるかどうか、わかりません。」という返事でした。

お客様にはこのことをお伝えして、一応、印鑑と印鑑ケースを送っていただくことにしました。横浜市の方です。以前のブログでケースの内張りの紹介をカタログの1ページ分コピーで出していたので、そのサンプルの柄がよい、というご指定をいただきました。

ケースメーカーから返事があり、2本とも張り替え可能でした。お客様にお断りのお詫びをすることなく、張替えのご注文もいただけたので良かったと思いました。内張りの張替え料金は1本、1050円(税込み)です。新規で同じサイズを購入でも1100円(合成皮のケース)ですが、長年使ってきたケースに思い入れがあったり、外張りの皮が、ワニ革やトカゲ皮など、高級のケースなら、内張りだけの張替えもお薦めのメニューです。


▲別注ケースの内張りサンプルです。
狭義だと、印鑑収納側の布を別珍、フタ側の布を内張り
と言います。通常、広義で印鑑側もフタ側も内張りです。
両別珍といって、印鑑側、フタ側も別珍(ベルベット)
で張るやり方もあります。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttps://inkan-reform.com





コメント

  1. 前田 清丸 says:

    初めまして。手持ちのクロコ革印鑑ケースの内張り(ビロード)を、トカゲ革に張り替えたいと考えています。こちら様で、そういう張り替えも可能でしょうか??

    • inkanreform says:

      拝復 前田 様
      張り替えが可能か、どうか、一度現物のケースを拝見しないと分かりません。
      お薦めしたいのは、新規にトカゲ革の印鑑ケースをお買いになることです。
      場合により、張替修理のほうが、新規のご購入よりもお高くなる可能性もあります。
      また、ランク的にはクロコ革の印鑑ケースの方が、トカゲ革よりもお値段的がずっと
      高いものになります。あえて、ランクを下げなくても、と思いますが。トカゲ革のケースがお気に入りならば、内張のスペックもお知らせ頂ければ、新規で近いケースをお捜しします。
                                                 店主 拝

  2. 前田 清丸 says:

    御連絡ありがとうございます。

    今回依頼の件は、外側が「コブ付きクロコダイル黒」の新品(長期在庫品)です。

    カイマンワニは普通にありますが、これは、あまり見かけないタイプです。ただ、

    内張りが赤のビロード張りなので、トカゲ革に交換できないかと申し上げているのです。

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