東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



問わず語りのお客様

2009年07月23日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日、閉店の間際にお見えになったお客様、問わず語りのお客様でした。
こちらから質問をしていないのに、ご自分のことをいろいろとお話になるお客様を『問わず語り』のお客様とお呼びしています。

昨日のお客様は初めてお見えになった方でした。部品メーカーの工場長さんをなさっているとか。仕事に対する熱い思いが伝わって来ました。日々、ああしたい、こうすればいいだろうと考えていることが多いからこそ、ふと、話ができる相手だと言葉が次から次に出て来るのでしょう。

当店は狭い店内です。お客様の椅子は2個だけです。店長の私との距離は1メートルから1.5メートルくらいでしょうか。こんな環境だから、用件の印鑑作成の話のあとにすぐに立ち去らずに、『問わず語り』のお話をなさるのかと思います。

今回のお客様に限らず、ご自分の身の回りのことをひとしきりお話になってからお帰りになるお客様、時折お見受けします。


▲楽善堂の店内。正面奥は鏡になっている。携帯電話で写真を取る私が図らずも入ってしまった。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com




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