東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



防災訓練に参加

2012年10月09日 店長のプライベート

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先週の土曜日、6日に防災訓練があり参加しました。近隣の4町会合同の防災訓練で、八王子消防署長さんをはじめ、消防隊員さんも20名近く来てくれました。

今回は、体験型の訓練で、4つの訓練内容がありました。起震車、消火器、救出、応急手当です。起震車体験は初めてのことでした。小さな台所の部屋がトラックの荷台に作ってあり、震度7を体感します。かない厳しい揺れでした。これで物が実際には落ちるというよりも飛んでくるのか、と思いました。

消火器は実際に、火に向けて消火器の水を掛ける訓練です。「消火に向かう途中で間違ってグリップを握って水を出さないように。」という注意を消防隊員がしてくれました。救出は2本の物干し竿と毛布を用意して、けが人を運ぶ訓練です。毛布の上に約3等分した位置に物干し竿を置いて片方の毛布の端は、遠い竿の下に入れて折り返します。この折り返しがあるために人がズレ落ちることがありません。実際70キロの体重の人を乗せてみたら、毛布から落とさずに運搬できました。

応急手当は、手の骨が折れた人へ当て木と三角巾をつける訓練でした。当て木はダンボールの切れ端、三角巾はスーパーのレジ袋です。レジ袋の左右をハサミで切れば三角巾に使えることがわかりました。

今回の訓練は、参加者全員が防災訓練の“体験”をできたことが、大きなメリットでした。見ているだけと実際にやってみるのとでは大きな違いがあることがわかりました。特に臨時の担架で仮想のけが人を運だ時は、かなり重いものだと感じました。


▲手を骨折した人に当て木と三角巾を付ける訓練です。
消防隊員さんが近くで指導してくれました。


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