──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
今年も余すところ、10日ほどになりました。今日は前回のブログに続き、同じく高級路線のケース、オーストリッチのケースのご紹介です。
オーストリッチは駝鳥(ダチョウ)の皮で、印鑑ケースよりも財布、バッグに多く見受けられるものです。接客をしていて男性のお客様よりも女性のお客様から「これはオーストリッチね、いい色ね」などとコメントをいただきます。
「ニューオーストリッチ」という名称のケースもあり、こちらは牛革を型押しして本物のオーストリッチのような模様を再現しています。ケースには牛革ケースのほかに合成皮のケースもありますから、牛皮のケースもあながち悪いものではありません。見たところではオーストリッチに比べてやや渋い色が無い、光っているという印象です。
先日、大学の時に大変お世話になり、今も交流のある先生から奥さんの実印のご注文をいただきました。なるべくよい材料でというお話たったので、印材は象牙、ケースはオーストリッチのケースに入れることにしました。印材のグレードが上がる程、高級路線のケースをお付けしています。当店では、柘植(つげ)材なら、合成皮革、黒水牛ならニューオーストリッチ、白水牛(牛の角、白)ならトカゲ皮、アザラシの皮、といった具合です。象牙をご注文のお客様には、オーストリッチの他に、ワニ皮、象の皮、カメの皮、欅(けやき) のけーすなどもご用意しております。
▲オーストリッチのケースです。
12ミリ直径の印鑑が入るケースで6300円です。
▲ニューオーストリッチ(牛革)のケースです。
12ミリ直径の印鑑の入るケースで1600円です。
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