東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



八王子市プレミアム付商品券

2020年11月28日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 11月25日(水)から、八王子市が行なう事業、『八王子市プレミアム付商品券』が始まりました。来年の2月28日(日)まで、市内、1033の店舗で対応します。当店も参加を決めて申し込みました。事業の目的は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ消費の回復を図ることです。発行総額は22億6000万円です。

 昨年度、10月からも同じ事業がありましたが、今回の特徴はデジタル式プレミアム付商品券の発行が導入されて、全体の8割を占めることです。残りの2割は前回と同様の紙プレミアム付商品券です。紙の場合だと、抽選で当たった人は、最寄りの郵便局へ行き、現金を払ってプレミアム付商品券を買います。(3500円で5000円分の商品券を買えるシステム) デジタル式だとスマホからアクセスして、クレジットカード払い後に商品券をスマホの中に、取り込めます。8割がデジタル式なのも、外出しなくても購入ができる方がベターとの市の判断と思います。

 八王子市役所から、ポスターやマニュアルが送付されてきました。はんこ屋にとって面白かったのは、“電子スタンプ” なるものでした。一見、シャチハタ式のスタンプのようですが、印面は薬の錠剤のような突起が6個あるだけです。お客様がお支払いをなさるときに、お客様のスマホの画面にこの“ 電子スタンプ ”を捺します。アナログでなく、デジタルのスタンプだから、勿論、紙に捺しては何の文字も印字できません。

 デジタル式プレミアム付商品券の扱いは、お客様、店舗側とも初めてのことで不慣れですが、今まで行なってきたPayPayに使いような支払い方法と思いました。八王子市内の景気の回復につながることを願っております。

当店の入り口にこのポスターを貼りました。
中央は、当店用の電子スタンプの現物です。
左に見えるのはマニュアルに掲載された電子スタンプの写真です。
奥側は電子スタンプの印面です。この部分がスマホ画面にタッチします。
手前側はシャチハタのスタンプです。文字が見えます。下はキャップです。


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