東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



印章技能士会から筆10本

2012年06月08日 印鑑の業界

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

日ごとに汗ばむような陽気になりました。
先日、東京都印章技能士会から通常総会の案内とともに、版下用の細筆10本が送られてきました。唐筆(とうひつ)の『極品写巻小楷(しゃかんしょうかい)』です。小さな字を書くのに、数種の唐筆を使ってきましたが、この写巻小楷が一番書き易い筆です。『極品』という名前が上について、筆の軸が黒いものは初めてでした。

書いてみて、通常の写巻小楷よりも極品の方がさらに書き易いと感じました。10本の筆が布製の箱に収納されています。石印材などを入れる布箱の筆用の寸法です。技能士会の会長さんに電話を掛けてお礼を伝えたところ、「以前は厚生費の予算を旅行に使っていたが、今回は旅行もないので会員に筆を支給させてもらうことにした。」とのことでした。

明日、技能士会の総会が神田の神保町であり、出掛けて行きます。


▲布箱に収納された、極品写巻小楷の筆です。


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