東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



彫刻面を平面にするだけのリフォーム

2023年09月16日 印鑑リフォーム

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 印鑑リフォームのご注文で珍しいご注文がありました。水晶の印鑑をお持ち込みになり、現在の文字部分を平面にして、そのあとは新しく文字を彫る必要のない仕事です。私からお尋ねしたのでなく、お客様から平面にするだけでよいことのご説明があり、「印鑑に姓が残っていると、子どもたちの所有権争いになってはいけないから。」とおっしゃいました。水晶の印鑑にもそれなりの価値がありますが、それ以上に、この水晶印鑑に関連した銀行預金など、ご心配なされたのかな?と推測しました。お子さんたちは数人いて、この中に姓が違う方が入っているからと思いました。先見の明があり、お子さん思いのお母さまでした。さらにこのお客様は、貴金属買取り店に電話で相談なさったところ、水晶の印材の買い取りはしていないことのお話もなさいました。

 水晶に限らず、文字部分を平面にした場合、印材(印鑑の材料)の長さは0.5ミリ程度短くなるだけです。短くなったことがほとんど分からないくらいに短くリフォームします。これも技術の一つです。文字部分だけを平面にリフォームするお代金は下記のようになっております。

 1.水晶・メノウなどの貴石印鑑⇒ 1,100円(税込)

 2.象牙、水牛、つげ材など⇒ 550円(税込)

★ご来店の場合は、以上のお値段ですが、郵送でのご依頼は送料がご請求になるので、別途370円(税込)が加算されます。日本郵便のレターパックライトで発送致します。

▲右端は彫刻済みの水牛、刻字は「義経」
中央は八角形の未彫刻水晶、左端は小判型(楕円形)です。


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