東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



接客時間は1時間

2012年11月17日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

肌寒い日になりました。もうすぐ雨が降りそうな空模様です。昨日は相模原市から銀行印のご注文に見えたお客様がありました。女性の方で、スマホで“手彫り印鑑”のキーワードで調べたら当店、楽善堂がヒットしたとおっしゃっていました。

接客の時間は1時間弱でした。ずっと近くに居てお相手をするのでなく一通りの印材をお出しして、お客様が吟味なさっている間は、自分の机に向かって仕事をしていました。「不明の点はお声掛け下さい」とだけお伝えしました。

水牛の角や、象牙よりも木製の印材がお好みということなので、柘植(つげ)をはじめとして、彩樺(さいか)の3色(黒、茶、赤)や、桧、黒檀、ヒバ(商品名は金色飛羽、こんじきひば)などを数本ずつ、並べさせていただきました。

印材は、同じ材質でも色の濃淡など、特に木製印材は木目の違いなどが出てきます。お客様は、よく吟味なさってお選びになりました。印材を選んでいただく場合、数本をお客様が選んだ中から、さらに私の目で見て良い物を選んで差し上げる、こんなプロセスをとっています。実際に指で印材をさわってみて、感触や重さ加減を確認していただいています。わざわざ、ご来店いただいたお客様ですから、通信販売ではできない、ご来店のメリットを最大限に生かすようにしております。


▲普段、散歩に出掛ける富士森公園です。桜の木々が色づいてきました。
(本文の内容とは関係ありません)


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttps://inkan-reform.com





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