東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



日本人の姓 1

2009年05月07日 印鑑の文字

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

ゴールデンウイークにカミサンの実家に行った時、お父さんが新聞の切抜きを出してくれました。「何かの参考にしたら」と言ってくれてもらってきました。2月下旬の朝日新聞で、日本人の姓に関しての記事でした。私もはっきりと認識していませんでしたが、記事によると日本人の姓の種類は10万〜30万姓あるとのこと。世界で2位です。1位はというとあらゆる言語の人が集まる米国で100万姓以上です。米国はサイン社会で印鑑を物事の決済や証明に使わないから、はんこ屋を開店しても、珍名を作成することではビジネスになりません。

逆に姓の種類が少ないのは韓国で200姓ほどです。金、朴、李、崔さんで半数を超えます。最近は店の回りも韓国の方が店を持って営業しているので韓国姓も作り置きしています。

現在私の店では5000姓の既製印鑑(木製で350円)を置いています。これで日本人の姓の80%をカバーしています。それでも1日に平均1本〜2本は既製印鑑で間に合わず、注文で作成しています。お値段、900円で30分くらいで作成します。ほかに、八王子近郊にだけ多い姓があり、20姓ほどは作り置きしてあります。

商品の性質上、お客様がお求めになる印鑑からお名前までわかるのは、印鑑を通してお客様と少し近くなれる、そんな気がしています。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
内容をご確認の上、送信ボタンを押ししてください。