東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



水晶印鑑のリフォーム

2021年07月31日 お知らせ

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日、神奈川県からご来店のお客様から水晶印鑑のリフォームのご注文をいただきました。仕上がりは当店からレターパックライトでお送りしました。その後に、このお客様から下記メールをいただきました。

 

 今日印鑑届きました。
父の物でしたが枠も欠けてリフォームは駄目かと思ってましたが
綺麗に私の名前にして新品のように帰ってきました。
実印登録をし直しこれからはずっと父と一緒の様な気がします。

親切に説明もして頂き本当に有難うございました。

 こちらからの返信は「印鑑到着のお知らせ、ありがとうございます。職人冥利、あきんど冥利を感じております。今後ともよろしくお願い致します。」と書かせていただきました。
 水晶、メノウなどの印材は通常、未彫刻の印材(印鑑の材料)をお持ち込みのお客様が多いのですが、すでに文字が彫ってある印材に彫り直すことはあまりありません。お客様がメールでお書きになっているように、リフォーム自体ができるのか? と思っている方もおいでのようです。

 喜んでいただき、私もこれからの励みになりました。

▲通常は水晶と言うと、右側2本の白水晶ですが、左端の黄水晶、
左から2番目の紫水晶もあります。


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