東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



透明の表札

2013年12月03日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

透明のアクリル板の表札(材料のみ)をお客様からお預かりして、文字部分を彫刻、文字に黒の塗料を入れてお納めしました。クレームになってしまいました。文字が違っているのでなく、書体が違うわけでもありません。透明のアクリル板を取りつける壁の色が黒のため、表札の文字の色も黒なので「文字が読みにくい、見えない。」というものでした。

接客時の対応を学びました。透明の表札(アクリル板、ガラスなど)の場合は、取り付ける壁の色が何色かを伺って、文字の色をご提案すべきでした。壁と同系色だと文字が目立ちません。大理石の表札の場合は、表札の色と壁の色が同系色でなければ、表札そのものは引き立ちます。透明の表札の場合は、文字色と壁色を考えるべきでした。

メーカーに早速に確認したら、一度入れた黒の塗料を落として、再度違う色を注入することが可能でした。昨日、お客様がご来店なさり打ち合わせをして、カラーチャート表(全部で21色の文字色を選べる)を見て、今回はアイボリーの色に変更しました。



▲ガラス調アクリルの表札です。お持込プレートに文字入れ彫刻も可能です。
左上(長方形、KITAGAWA)は14.5センチ×5.8センチ、厚みは5ミリのサイズ、13650円(プレート材とも、税込)です。


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