東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



雨の鎌倉円覚寺

2009年04月28日 店長のプライベート

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日の25日(土)、雨の鎌倉、円覚寺に一人ぶらりと行ってまいりました。午後から鎌倉の駅の近く、生涯学習センターで俳句の会があり、早めに出かけて吟行(俳句の句作のために散策すること)しました。北鎌倉の駅で降り立ちすぐ前が、鎌倉五山第二位の白鹿山円覚寺です。写真は円覚寺の中の塔頭(たっちゅう、小さな寺院)、松嶺院で見つけた牡丹です。通称、牡丹寺とも呼ばれ4月20日前後が見ごろと掲示板に書いてありました。

山門の屋根を見て気が付いたのは、北条氏の紋所、三鱗(みつうろこ)が金色に輝いていたことです。これは正三角形を三つ大きな三角形になるように並べた紋です。円覚寺は八代執権、北条時宗が建てた寺院です。
ふと、こんな句が浮かびました。  春雨に なほ光りおり 三鱗   

雨模様の天気でしたが、清少納言の言うように“雨など降るも、をかし”を味わいました。




八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com


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