東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



魯山人の陶芸展

2009年11月09日 徒然(つれづれ)なるままに・・・

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日の日曜日、散歩の途中にふと街角の掲示板のポスターを見て、北大路魯山人の陶芸展が最終日と知りました。幸い夕方6:30までに入れば見られるので、出掛けました。場所は街中の甲州街道沿い、八王子市夢美術館です。

この美術館には粋な計らいがあって、“着物で来場した方は入場料が半額”という特典があります。普段着の着物があったので、襦袢でなくスタンドカラーのシャツの上にウールの着物を着て出掛けました。

魯山人は初め書家、次に篆刻(てんこく)家という経歴があるので、陶芸の作品にも文字が書かれてある作品がありました。書体は隷書と篆書です。文字に個性がよく出ていました。笠間日動美術館コレクションの「紅葉絵鉢」も紅葉の色が葉それぞれに違っていて見入ってしまいました。

魯山人は、「食器は料理のきもの」と語っていたそうで、どのようにしたら料理を美味しく食べられるか、を考えて陶磁器を作成したのでしょう。40歳を過ぎて陶芸家になりましたが、作品数は10万点を超えています。

魯山人没後50年、魯山人の宇宙に浸ることができました。


▲魯山人の陶芸展のパンフレット。昨日が最終日で、展示を見ることができた。


八王子市夢美術館  http://www.yumebi.com/

八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttps://inkan-reform.com





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