東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

お知らせ の記事一覧

** 店の床をフローリングに。 **

2017年10月07日

先月、楽善堂の店の床をプラスチックタイルからフローリング(木質系の素材)に張り替えました。黒系のプラスチックタイルは、昭和56年に店舗全体の改装を行なって以来ですから、36年ぶりに張り替えました。部分的にはがれて来ていて…

** アメリカ人のお客様、ご来店 **

2017年09月30日

 今日は午前中にアメリカ人女性のお客様が港区からご来店なさいました。事前にメールのやり取りでお名前、その他の詳細はわかっていたので、仕上がった印鑑を取りに見えました。高校生の頃、日本に在住、現在も日本で仕事をなさっている…

** 白文の実印の印鑑登録 **

2017年09月02日

先日、栃木県の足利市のお客様から印鑑リフォームと新規の作成の2本のご注文をいただきました。2本とも、白文(はくぶん、文字部分を彫ってしまう彫り方)のご指定でした。さらに、文字だけでなく外側に輪郭の線を彫って下さい、という…

** 印鑑リフォーム、前と後の印材の長さ **

2017年08月21日

先日、象牙の印材をお預かりして、リフォームさせていただきました。面訂(めんてい)といって、一度、彫刻面を平面にします。文字を彫ってある分だけが短くなるわけですが、見掛け上は、ほとんど短くなったことがわかりません。一気に短…

** 落款印を解読 **

2017年08月12日

徳島県のお客様から、メールで「注文ではないのですが」というタイトルで、落款印の篆書の文字解読を依頼されました。初めは、美術関係の出版社に問い合わせても断られて、次にアンティークショップに聞いたら専門じゃない、と違う文字の…

** 印鑑ケース、朱肉の肉池リフォーム **

2017年07月29日

印鑑の彫り直し(リフォーム)の仕事を受注する時に、印鑑ケースも一緒にお預かりすることが多くあります。印鑑ケースのリフォームは、外枠の金属枠が外れてしまった、留め具の蝶番(ちょうつがい)が外れた、などという場合以外は、無料…

** 店のテントを取替え **

2017年07月15日

10年以上使ってきた店頭のテントを新たに付け替えました。店が南向き、斜め前は広い駐車場のため、陽当たりが良すぎて店頭の商品を傷めてしまい特に冬場はテントが必須です。今は猛暑日なので、テントで店の前に日陰を作って“涼しさ”…

** つげ印材の彫り直し(リフォーム) **

2017年07月08日

印鑑の彫り直し(リフォーム)のご注文を全国からいただいて彫刻しております。 印鑑の材質の種類は、象牙が多く、次いで水牛(白水牛、黒水牛)です。時折、木製のつげ印材の時もあります。象牙や水牛と違ってつげ材の場合は、印面(文…

** 楽善堂(らくぜんどう)、屋号の由来 **

2017年06月17日

屋号(店の名前)の由来について書いてみたいと思います。 明治29年生まれの私の祖父、二代目、平澤友安(ともやす)が尋常小学校の頃、漢文、作文、習字を教える塾に通い、その塾の先生、奥津雁江(がんこう)先生に命名してもらった…

** データー印(日付ゴム印)のオビ構成 **

2017年06月09日

先日、4年前に書いた私のブログ記事を読んで、メールでお問い合わせがあり、データー印のオビ(回転可能なゴムのベルト)の配列順を変えて欲しい、というご希望が書いてありました。下記のC型を、左端に日にち、中央に英語で月(JUN…