東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



お蕎麦やさんの箸袋に私の作品

2011年01月05日 徒然(つれづれ)なるままに・・・

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日、1月5日(水)から店を開けました。八王子は穏やかな晴天の天気で、1年の仕事始めに相応しい天気です。

年末の大晦日、年越しの蕎麦を食べに少し家から離れたお蕎麦屋さんに行きました。箸袋を見たら、以前私が彫らせていただいた、落款印が押してあるのを見つけました。かなりの枚数なので、落款印を捺したものを原版にして印刷したものですが、自分の作品を使っていただいているというのは嬉しいものです。箸袋の一枚をいただいたてきました。

実印や銀行印などは、ご本人と契約の書類を見た取引き相手が見る程度で、多くの人の目に触れることはまずありません。ところが、落款印になると、絵画が書の作品に押されるので、鑑賞に来た人の目には留まる可能性はあります。私なども仕事柄、日本画を見た時などは作品を見て、落款印も見る習慣が何となくついています。今回の箸袋のように絵画や書の作品以上に、お客さんに見てもらえる可能性の高い使われ方をされていたのは嬉しいことでした。

平成23年、本年もどうぞお引き立てのほど、よろしくお願い致します。


▲山泉(やまいずみ)さんというお蕎麦屋さんの箸袋です。
落款印で「泉」の上の線は、これで「山」を表しました。
『山泉』さんのホームページです。http://chibiyukarin.blog4.fc2.com/blog-entry-337.html



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

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