東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ



ワニ皮の印鑑ケース

2010年12月09日 店舗経営 接客

印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日、象牙の銀行印で売価、52500円の注文がありました。直径は18ミリで、通常は12ミリまたは13.5ミリが多いのでかなり大きめの銀行印です。「とにかく良い材質で」というご希望のお客様でした。ギフトに友人に差し上げたいとのことでした。

印鑑ケースは中にいれる印鑑の素材(つげ、黒水牛、象牙など)のランクによって、高級印材なら、ケースも高級、高価なケースになります。今回のお客様には、ワニ皮でしかも背ワニ皮を縦取り、覆輪(ふくりん、端にある鎖のような装飾)付きにして、別注で作成しました。
印鑑の業界の場合、印鑑や、ケースなど、別注で作成の場合、一点物でもメーカーは作ってくれます。

景気低迷の昨今ですが、ギフトという場合だと本物志向、高級志向のお客様はおいでになるものだと、感じました。


▲背ワニ皮のケースです。縦取りと横取りとあり、
ワニの背中を頭から尻尾の向きに縦に取ったものが縦取りです。
ケースのみでお値段は、直径15ミリ、長さ60ミリの規格で22680円(税込)です。



▲腹ワニ皮のケースです。背ワニ皮と違って凹凸がありません。
中央の留め金具の左右にある、小さな鎖のような飾りが「覆輪」(ふくりん)です。
黒と茶系統の色合いです。ケースのみでお値段は、直径15ミリ、長さ60ミリの規格で
15120円(税込)です。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ https://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttps://inkan-reform.com





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